■医療・福祉施設の計画
「ソフトに負けないハードづくり」
近年、医療・福祉の分野では、医療技術の発達や、医療法・介護保険法などの法改正や施設基準の改定などにより、そのソフト面はめまぐるしく変化、発展しています。その中で、新しい医療・福祉施設は「ソフトの変化に対応した施設・最先端の医療技術を活用するための施設」にしなければなりません。それを実現するために、我々としては「最新の医療・福祉の技術や社会的情勢をよく理解すること」が重要で、「そのニーズに対応した、利用していただきやすい施設」を設計していかなければならないと考えています。
「医療・福祉施設の設計の留意点」
医療・福祉施設を設計するにあたり、「利用していただきやすい施設」にするために留意している点として、主に@快適さA安全性BつかいやすさCわかりやすさD清潔さ、が挙げられます。
@快適さ・・・病室や居室の採光・風通しの配慮、天然素材の使用でやさしい雰囲気を出す、等
A安全性・・・患者の安全性(出隅・角に対する配慮、手摺、バリアフリー化、等)、施設のセキュリティ (侵入者対策、患者の夜間徘徊対策、等)
Bつかいやすさ・・・患者のつかいやすさ(バリアフリー化、手摺・カウンター高さや建具など細部に対 する配慮、等)、職員のつかいやすさ(裏方動線の単純化)
Cわかりやすさ・・・わかりやすく目立つサイン計画、単純な動線計画、ゾーン別の色分け、空間を認 識しやすい色彩計画、等、
D清潔さ・・・清潔ゾーンや不潔ゾーンなどのゾーニング計画、掃除のしやすさ、汚れにくい仕上選び 等 |